ベトナム語は、世界でおよそ9000万人に話されています。
比較的シンプルな文法、6つの声調、そして、特徴的な代名詞システムを持つ美しい言語です。
ベトナム語は、英語圏の人にとっては難易度は高いかもしれないですが、声調言語を話す人にとっては、難易度はそれほど高くないと言えます。日本人にとっては、ベトナム語の持つ代名詞システムは、理解はそれほど難しくはないでしょう。
一応、日本語も人称代名詞は多いですから。
この記事を読めば、ベトナム語についての理解がより深まり、他のアジアの言語と難易度の比較ができるようになるでしょう。
ベトナム語の声調に慣れれば、他のアジアの似たシステムを持つ言語に興味が湧くかもしれません。
ベトナム語の難易度と学ぶ価値
タイ、インド、フィリピンなどのアジア諸国に比べ、ベトナムでは英語を話せるベトナム人はあまりいません。
ベトナムに住むことになった場合、また、ハノイやホーチミンンに旅行に行きたい場合、やはり、現地のベトナム語を話したり聞く必要があります。でなければ、英語なんかで身振り手振りでコミュニケーションせざるをえないですよね。
ベトナム語無しで現地で生活することのほうが、難易度は高いでしょう。
そして、ベトナム語を学ぶことは、ベトナムの様々な地域のベトナム文化についての知識も得ることができます。言語というのは、その国の文化と歴史を背景にしているものだからです。
日本では知りえなかった生の歴史、例えば、ベトナム戦争で実際に何が起こっていたのか、そしてどのような戦後があったのか、など、人々の話からも聞くことができるでしょう。
ベトナム人と交流したいのなら、やはりベトナム語を学ぶ必要があります。学習の難易度は、自分の母国語が声調言語かどうかにもよりますが、要は、やる気です!
ベトナム語を習得するには、どれくらいかかる?
アメリカのFSI(Foreign Service Institue)は、ベトナム語をレベル3の「難しい言語」に分類しています。
彼らの調査によると、英語圏の学生がベトナム語をマスターし、仕事でベトナム語を使えるようになるには約1,100時間かかるとされます。
ただし、この調査は英語を母国語とする人たちだけが対象です。
タイ語や中国語など、声調言語である他の言語を母国語とする人々にとっては、ベトナム語をマスターするのはより容易だということです。
タイ語とベトナム語のどちらが習得しやすい?
ざっくり言って、タイ語よりもベトナム語の方が習得しやすいと言えそうです。
タイ語の方が難しいのは、サンスクリット語からの独特なタイ文字、書き方のルール、発音のルールがあるからです。
タイ語には、44の子音と32の母音があり、これはベトナム語の17の子音と12の母音よりはるかに多く、また、タイ語がサンスクリット文字を使うのに対し、ベトナム語はラテン文字を使うという違いもあります。
ラテン文字が使われている国の人にとっては、ベトナム語の方が学びやすいですね。
そして、ベトナム語の文章にはスぺースと句読点がありますが、タイ語の文章にはありません。
スペースがない長い文章で単語を区切るには、タイ語の母音をマスターする必要があるのです。
それに、それだけでなく、タイ語には、同じ音を表す子音がたくさんありますが、どの子音が特定の単語に使われるかを覚えなければいけないんです。
タイ語は、声調が少ないので(日本人にとっては声調があるだけで難しいのですが)、ベトナム語より話しやすいイメージも持つ人がいるかもしれません。
ベトナム語には6つの声調があってタイ語より多いのですが、タイ語の発音は、子音のレベル(高子音/中子音/低子音)、母音の長さ(長母音/短母音)、そして声調記号によって定義されるため、タイ語のほうがより複雑です。
しかも、タイ語では、同じ声調記号でも、2つの単語は異なる声調で話す場合があるのです。一方、ベトナム語の声調は、単純に声調記号によって規定されています。
どうですか?タイ語とベトナム語の比較ができましたか?
難易度でいえば、タイ語のほうがベトナム語より難しいと言えます。
ベトナム語を即座に習得できる学習アプリとその方法
今、語学学習アプリで人気なのがLingアプリ。
既に世界で500万人以上がダウンロードしていて、自宅や通勤中などに1日たった15分で新しい言語を学べるよう、手軽な学習プログラムを提供したいと、開発されました。
つまらない反復学習のゲーム化を図ったり、Lingアプリは、語学学習の難易度を下げ、楽しく手軽に言語を習得することが狙いです。
Lingアプリの機能について詳しくまとめた記事もあるので、興味のある方は是非。
ベトナム語の学習を始めようとしているあなた、以下の学習方法をチェックしてみてください。
① 目標を立ててから学習を始める
まず、毎日か、一日おきか、そして、一日10分か、どのくらいベトナム語学習に費やすのか、長く続けていけそうな目標進度を決めましょう。
そして、一旦決めたら忠実にその10分は必ず守ると自分に言いましょう。
学習を始める前に、目標とスケジュールを立てることが素早く習得できる鍵となります。
② まずは単語から覚える
まずは身近な単語から覚えていくことで、会話するときに使えるボキャブラリーを増やしましょう。そして、その覚えた単語を、会話のリスニングでも聞き分けられる練習をしましょう。
Lingアプリでは、この覚えた単語を会話の中で練習するドリルが毎レッスンあります。
③ 文法を勉強する
日常会話程度の単語を覚えたあとは、きちんとネイティブと会話ができるように、文法を勉強し始めましょう。
④ ネイティブの人とリアルタイムで会話
ベトナム語をネイティブのようにスラスラと話せるようになりたければ、やはりベトナム人と会話をすることが一番早い方法です。
独学で、しかもアプリでリアルタイムの会話は難しいと思うかもしれませんが、Lingアプリでは、チャットボットとリアルタイムで会話できる便利な機能が搭載されているんです。
何度も練習して、難易度もあげていけば、実は知らない間にベトナム語の実力がついていて、自分でも驚くくらい会話を聞き分けることができるようになっていきます。
④ 書き方と読み方を勉強
基本的な単語や文法をマスターした後は、子供用の本を読んでみるなど、絵付きでベトナム語の書き方と読み方の勉強を始めましょう。
このスキルも同じく、独学では難しいと思うかもしれませんが、Lingアプリではどちらのスキルもゲーム感覚で習得できてしまいます!
⑤ ベトナム語の映画・ドラマ・Youtubeで学習
最後に、ベトナム語で映画やビデオを字幕付きで観ることをお勧めします。
ベトナム語にとにかく深く慣れることが大事です!
今ベトナムにいるのであれば、できるだけ多くの時間を割いて、現地の人とベトナム語の練習をしたり、ベトナム人の友人を作って会話を楽しみましょう。
Lingアプリでベトナム語を学ぼう!
既に世界中から500万ダウンロード突破の、Lingアプリがネパール語学習におすすめです。
Lingアプリは、そもそもつまらなかった語学学習をゲーム化して、楽しく、いつでもどこでも言語が学べることを狙いとして開発されました。
楽しいミニゲームやクイズなどで、難しい単語やフレーズも発音しながら覚えることができますし、ネイティブの発音の練習が可能です。
そして、ベトナム語の書き方、読み方、リスニングからスピーキングまで全てのスキルを1つのアプリで学べます。
AIとリアルタイムで会話練習したり、その結果を即座にAIから評価されたり、段階的にステップアップしたりなど、ユニークな機能が満載です。
さらに、同じアカウントで60言語以上の語学コースへアクセスできるので、ベトナム語以外に勉強したい言語があればその言語も一緒に勉強できるのです。
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