ネパール語は難しい、と思う人は多いでしょう。
ネパール語は、アルファベットの構造や文法が特殊なため、日本人が習得するにはやや難しい言語とされています。ゼロから始めて、この言語の言い回しや文法の初歩を掴むことはできても、どう勉強を進めていくかのコツを知ることが上達への近道です。
ここでは、ネパール語の様々な特徴について詳しく見ていきましょう。
ネパール語を学ぶのに一番良い方法は?
もちろん、ネイティブとのプライベートレッスンはネパール語を学ぶ最も早い方法です。
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ネパール語は難しい?:理由について
ネパール語は、フランス語やドイツ語と同じ難易度のカテゴリーに入りますが、実は、中国語やアラビア語よりは容易だとされています。ネパール語は、ほとんどのヨーロッパ言語とは極めて異なる言語です。
ネパール語を学ぶのは難しいとされる理由のひとつとしては、文の構造が、他の多くの言語とは異なるという点です。
ヨーロッパや英語では、S-V-O(主語、述語、目的語)の語順が多く使われます。通常、動詞は主語の後に来ますよね。ネパール語(S-O-V)では、述語は文末に来ます。
他にも、発音、デーヴァ―ナーガリー文字、動詞の活用などの要因があります。
1. 文法について
ネパール語は、馴染みの深い言語とは異なり、例えば、語尾の接尾辞が前置詞の代わりになったりします。ですから「ネパールで」はNepal-maa、「アメリカから」はAmerica-baataとなります。
文法的には、フィンランド語やハンガリー語の文法上の格に匹敵するのですが、ネパール語は語根が変化しないので、単語ごとに新しい活用を無限に覚える必要はありません。
2. ネパール語の活用は難しい?
ネパール語の動詞活用は難しいです。しかし、フィンランド語やスペイン語ほどではありません。習得を目指すのであれば、Lingアプリにようなツールを使って、活用にも慣れていくという手もあります。
3. デーヴァ―ナーガリー文字
デーヴァ―ナーガリー文字は、ネパール語や関ヒンディー語で広く使われていますが、基本的な原則はラテン文字やキリル文字と同じです。
文字は左から右に書き、単語は音節、子音、母音で構成され、一つの文字は一つの音を表します。デーヴァ―ナーガリー文字の最大の特徴は、文字の上にある水平線・横棒ですが、シローレーカーと言い、単語の繋がりを表します。サンスクリット語から派生しているというこの文字、とても神聖な感じがしますよね。
しかし、やはりデーヴァ―ナーガリー文字の習得は、日本のひらがなやカタカナよりも難しいでしょう。
4. 初心者のためのデーヴァナーガリーの文字
世界の多くの言語では、子音は母音なしでは書けません。日本語の母音と子音の関係も特別ですが、デーヴァナーガリー文字は、半子音を使うなどユニークな文字で、母音も「あいうえお」以上に種類があります。
半子音は完全子音を少し変化させたものですが、母音を使わずに2つの子音をつなげることができるのです。これも、ネパール語が習得しにくい理由のひとつです。
5. 特殊文字
デーヴァナーガリー語は、半子音やその他の変わった記号があるため、読み書きをするにはある程度の勉強が必要です。また、基本的な文字に加えて、様々な文字の組み合わせを書くための特殊ルールも覚える必要があります。
さらに、子音の組み合わせによっては独特の記号もあります。
ネパールでは英語が通じる?
ネパールの人口は2990万人と推定されていますが、この約35.8%、1,070万人が英語を話します。
英語レベル自体は高くありませんが、英語を話せる人を見つければ、日常的な食べ物や旅に関した基本的なことについては、会話することはできるでしょう。そう考えたら、日本人よりも英語力の定着率は高いかもしれませんよね。
ネパールの近代英語教育は、1850年代に始まり、観光業での収入が多いこの国では、近年、英語教育がより一層強まりました。
ネパールには約123の独自の言語が存在します。一部のネパール人は、英語を第二言語または外国語として話していますが、これら種々の言語の影響を受けていることは確かです。
カトマンズでは、英語が最も広く話されていて、ネパール語が母国語であっても、ビジネスでは英語が一般的に使われています。
ヒンディー語が話せたら、ネパール語は簡単?
ネパール語は、ヒンディー語とサンスクリット語の古代言語とつながっています。
ヒンディー語が話せるのであれば、ネパール語の単語をマスターするのは簡単でしょう。二つの言語には多くの共通用語があります。ヒンディー語が分かれば、ネパールでの生活は全く問題ないですね。
ネパール人は、ヒンディー語のテレビシリーズや映画を見慣れ、多くのネパール人がヒンディー語に堪能です。
他のパハーリー諸語とマイティリ語は、ネパール語の言語発達に影響を与えました。ネパール語には、サンスクリット語の名残りがあるため、新しくネパール語を学ぼうとする人たちは、ネパール語を学ぶ上で、この古いサンスクリット語の単語に惑わされる場合があります。
チベット・ビルマ系の言語も、その位置からネパールに影響を与えています。
ネパールは多言語の遺産
ネパール語は、東パハーリー語族に属するインド・アーリア語で、パハーリー語族の亜流です。ネパールの公用語ですが、インド各地でも使われており、パルバティヤ語とも呼ばれます。
ドゥル碑文は紀元981年、ブパル・ダムパル王の治世に刻まれましたが、この碑文はネパール語最古の碑文と言われています。
また、パンジャブ語、シンディー語、ラハイナ語などの北西インド諸語と系統を共有しています。
ネパール・バサ語
ネパール・バサ語、通称ネワール語は、ネパール・マンダラ・ネワール語としても知られ、カトマンズの渓谷周辺のネワール族の言語です。聞く人によってはネパール語だと誤解することもありますが、この言語は互いに異質です。
もともとはネパールの行政言語でしたが、20世紀を通じてその存在感は薄れていきました。現在ではユネスコによって「おそらく絶滅の危機に瀕している」言語とみなされています。
リンブー語
ネパール東部およびブータンにも住むチベット系の山地農耕民族は、リンブー語を話します。この民族はキラティ族に属し、チベット人が起源です。
ネパールでは、48万7,300人のリンブー語を母国語とする人がいます。
ネパール語を学ぶのは難しいか?の最終結論
要するに、答えは 「Yes」です。
ネパール語は他のヨーロッパの言語や英語とはかなり違い、その文字を習得するのにも時間がかかるでしょう。
優れた学習教材が不足しているという実情もあります。
さらに、ネパール語の説明にローマ字が使われていますが、このローマ字の使用方法が必ずしも統一されているわけではないので、教材によっては表記が全く違うことがあります。なので、ネパール語の単語を正しく発音するためには、先生やネイティブの指導に頼ったほうがいいわけです。
そして、またライティングとなると、例えば同じ単語でも、全く異なった書き方・書き順があるので、自分のやり方次第でもあります。
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