ベトナム語を独学で学ぶ勉強法はあります。ベトナム語初心者のための学習サイト、教材などの学習本、そして、なによりも学習アプリが効果的です。独学には、なによりも効果的な学習ツールが大事ですが、初心者のための学習アプリは、無料のものが多くあります。
それでは、ベトナム語の独学習得に向けての効果的な勉強法、おすすめのツールをご紹介します。
ベトナム語の豆知識
ベトナム語はベトナムの公用語ですが、ベトナム人口の約85%、およびアメリカ、フランス、中国、日本、オーストラリアなどの諸外国に永住している400万人以上のベトナム人によって話されています。
ベトナム人は、ベトナム語を「ティエン・ヴィエット(Tiếng Việt)」と呼びます。
ベトナム語のアルファベットは、12の母音と17の子音を含む29文字で、ベトナム語は、歴史的には漢字と現地で作られた文字(Chữ Nôm)を使って書かれてきました。現代のベトナム語はラテン文字(ローマ字)を使用しており、「Chữ Quốc Ngữ」として知られています。
そして、タイ語、広東語、標準中国語と同様、ベトナム語も声調言語で、6つの声調と5つの声調記号があります。
ベトナム語の語彙は歴史的な支配を背景に、中国語、フランス語、英語の影響を受けています。日常会話では、「tra チャー」(茶)、「hoa qua ホアクア」(果物)、「văn họcヴァンホッㇰ」(文学)などの、漢字由来の単語が多く使われ、また、「auto オート」(車)、「a lo アロー」(もしもし)など、英語とフランス語由来の単語が多くあります。
ベトナム語を独学で学ぶのは難しい?
同じ声調言語を使用している人にとっては、ベトナム語の声調を聞き取るのは簡単ですが、日本人にとってはベトナム語はなかなかのチャレンジです。この声調を聞き分けるには、とにかく耳を慣らす練習が必要です。耳を慣らすには、聞き取りを重点にできるツール(Lingアプリなど)や、音源による教材がいいでしょう。
が、ベトナム語の文法は、他の多くの欧米言語と比べて学びやすいと言えます。例えば:
- 語順は英語と同じ「S+V+O」主語+動詞+目的語
- 動詞は、英語のように人称や時制による語形変化がない。
- 名詞には、スペイン語のような性別や、英語のような複数形がない。
しかし、ベトナム語の代名詞はやや難しく、日本語のように呼び名が多くあります。英語では「I」と「You」のところを、ベトナム語では2人の話者に対して何十種類もあります。日本語のように、お互いの性別や年齢、相手との関係性によって、正しい代名詞を選ぶ必要があります。
ベトナム語のアルファベットなどのライティングは、ローマ字で書かれるので、英語の基礎のある人にとっては問題ありません。例えばタイ文字やサンスクリット文字などのような、新たな文字システムを覚えなくてもいいわけです。
どうです? 全体的にベトナム語の独学へ展望が見えてきましたか?
ベトナム語を習得する時間
フォーリン・サービス・インスティテュート(FSI)は、ベトナム語をカテゴリー3の「難しい言語」に分類していて、70年にわたる米国外交官への語学教育の経験から、英語を母国語とする人がベトナム語の「Professional Working Proficiency」(ネイティブのレベル)に達するには44週間(1,100授業時間)が必要だとあります。
つまり、毎日1時間ベトナム語を学べば、3年で流暢に話せるようになるということです。
ベトナム語を習得する5つのおすすめ勉強法
①基本フレーズから始める
まずは基本的なベトナム語のフレーズや単語から始めましょう。例えば、「こんにちは」、「ありがとう」、「自己紹介」などです。
この基本フレーズ習得には、ベトナム語フレーズブックや、Simply Learnのような日常フレーズを重点としたアプリを使えば、挨拶、道案内、食べ物の注文など、トピック別に学ぶことができます。
②アプリで発音・声調に慣れる
ベトナム語の発音と声調は、正しい単語を表すにはとても重要で、避けては通れません。自分では正しく言っているつもりでも相手には理解されないとなれば会話は成り立ちませんよね。が、声調に耳が慣れてくれば、自然と自分でも使い分けることができるようになります。あせらず、コツコツと積み上げ練習が大事です。
そんなベトナム語の6つの声調をマスターするには、既に500万ダウンロードを突破したLingアプリが効果的です。ネイティブの音声での聞き取りや反復レッスン、そして自分の発音スコアをチェックする機能もあり、ゲーム感覚でレッスンを進めるにつれて、自然とベトナム語の音に慣れることができます。
Lingアプリの詳しい機能については、別の記事でまとめてあるので、是非。
③音声付きの教材で聞き取り練習やネイティブと会話をする
日本人にとっての英語がそうであるように、学校で習ったことがアカデミックすぎて、実際に日常会話で使い慣れないということがあります。
日常会話では、文法を気にするよりも、例えば単語を羅列しただけでも通じて欲しいという気持ちも大事ですよね。コミュニケーションに慣れるには、とにかくネイティブスピーカー相手に練習することが語学力アップには最短です。現地にいればそんな会話練習はできますが、現地にいない場合は、音声付きの教材、本などで練習する方法があります。
Bla Bla Language ExchangeグループやLearn Vietnamese Facebookグループなど、ベトナム人のネイティブスピーカーも参加している言語交換グループに参加することもできます。
できたらオンラインやオフラインでベトナム人と友達になり、ベトナムの文化にたっぷりと浸りながらコミュニケーション能力を養いましょう。
④目標を持つ:単語暗記を最低毎日3つ
ベトナム語の文法は意外と簡単なので、現地の人とコミュニケーションが取れるようになるためには、語彙の習得がコツです。正しい単語を使うために、毎日こつこつと目標を持って積み上げていきましょう。
Voclyアプリを使えば、単語ゲームをしながらベトナム語の単語を覚えることができます。学習アプリは、効果的なだけではなく、自分の目標に合わせての自由度が高いのでおすすめです。
また、ベトナム語のyoutubeビデオを見たり、ベトナム語のオンライン雑誌などのリソースも活用しましょう。
⑤言語学習習得の鍵は一貫性
新しい言語システムを習得するには、とにかく一貫して学習することが鍵です。一貫して継続するには、自分の目標を持って続けることです。高い目標ではなく、毎日継続できる目標設定です。
まずは毎日30分のベトナム語学習から始め、慣れてきたら、学習時間を1時間以上に増やしたりしながら続けましょう。例えば、Lingアプリのデイリーリマインダー機能(一日分の練習目標をお知らせしてくれる)などを利用するのも手です。
そして、何よりも、1年後、2年後の、ベトナム語をペラペラと流暢に話して現地人たちと笑いあっている自分を思い描くことです!
Lingアプリがダントツでおすすめ!
まとめとして、ベトナム語は初心者から独学で始められます。独学で勉強する方法として様々なツールがありますが、やはりLingアプリがおすすめです!
ネイティブの音声でのレッスン、自分の目標に合わせたゲーム感覚のレッスン、そして覚えた単語とフレーズを使っての日常会話など、チャットボット機能も備えたLingアプリ。
最先端のAI技術を取り入れて、発音や文字の練習などもできる優れものです。携帯だけでなく、タブレットやパソコンでもアクセスできるの、出勤中の暇時間は携帯で、家で寝る前の勉強はパソコンでなど、フレキシブル。
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