タイの魅力は、深い!そしてその魅力はタイ人とのコミュケーションをとれるようになれば、一層深くなるでしょう。
そこで、全くの初心者でも独学でタイ語を勉強する決意を固めた人、タイ人としっかり会話したい人、タイ語の効率的な独学での勉強法が知りたい人、タイ語を勉強したいが何から手につけたらいいのか分からないという人、様々な壁を感じてる人向けに最も効率的に習得できる勉強法をまとめてみました。
簡単な結論:本やテキストも良いのですが、アプリを使える時代となった今、この効率性とコスパに富んだツールでのタイ語の勉強法はやはり見逃せません。
以下の順番で説明します。
タイ語勉強の難易度は?
実際、タイ語は日本語や英語と比べてどれほど難しいのでしょう。
アメリカの Foreign Service Instituteによると、タイ語は、日本語や北京語よりも難易度の低いカテゴリー3に入っていますが、これは英語話者からの比較です。
日本人初心者にとっては、実はタイ語の文法は英語よりも簡単なのですが、日本語には無い声調、母音と子音の発音があり、そして何よりもタイ文字がネックだと感じるのではないでしょうか。
タイ語の難易度について詳しく別の記事で説明しているので、興味のある方は是非。
タイ語の音と発音
ここは避けては通れません。
赤ん坊が1年間以上かけてじっくりと両親の言葉を聞き続け、そしてやっと一言発するように、音は大事なんです。人間は、わからない音は発声できません。
といって、まさか赤ん坊になってずっと聞き続けるわけにもいきませんから、ここは、発音のコツをすでに初心者から習得した先駆者たち、つまり日本人の先生からそのコツを伝授してもらうのが早道かと思います。
タイ人たちは全員赤ん坊時代に経験したことなので、勉強方法のコツは?ですよね。それか、ネイティブの発音にどれだけ耳を慣らすか、です。
タイ語の声調と母音と子音
タイ語の声調は5つあります。
声調とは、音の抑揚で、その音の上げ下げが正しくないと理解されず、違う意味になったりするのです。日本人にとっては、くらくらする領域のこの声調、私もずっと避けてきましたが、避けてきただけ全く会話は上達せずでした。
この声調、実はタイ人も順番通りに覚えるので、順番も大事ですが、習得するにはただひたすら慣れるのみ!
タイ語の母音は9種類で、日本人の知っている「あいうえお」以外に日本語には無い母音が4つもあり、さらに、 日本語には無い長母音と短母音があります。
子音ともなれば、これまた日本語には無い無気音、有気音、さらには末子音というものまであります。
声調と発音の最速攻略法
このめんどくさい声調と発音の効果的なマスター方法としては、学習環境の選択にあります。
先ほど、タイ語の発音をマスターする最も効果的な方法としては、日本人の先生からコツの伝授をあげましたが、日本にいるとか、クラスや講座に行く時間が無いなどの場合、以下の勉強方法が有効です。
① アプリ
今や語学学習アプリが全盛ですが、それもそのはず、スマホ片手に好きな場所で好きな時間に好きなだけ、ネイティブの音声とチャットボットでの会話練習、加えて、文字もスマホで指でなぞりながら練習できるという、優れものなのです。
その機能全てを備えているのが、Lingアプリ!
ほとんどのアプリで、初心者は無料でスタートすることができ、さらに上を目指したい場合に有料になりますが、コンテンツも増えるというツールなので、世界中どこからでも勉強が可能です。
声調と発音に慣れるためには、Lingアプリのように、ユニークな発音の練習機能、さらに日常会話での聞き取りと発音チェック機能が備わるため、聞き取れる&話せるまでのロードマップが最速だと言えます。
もっと詳しくLingアプリの機能について知りたい方は、別の記事でまとめてあるので是非。
② オンラインレッスン
例えば Thaigox のように、タイ人のベテラン講師とのマンツーマンオンラインレッスンサイト。
このプラットフォームでは、講師とフレキシブルに受講できるポイント制とあり、料金は、まずお試しお手軽プランの月2,980円、おすすめプランの月4,980円などがあります。
タイ語の文字と文法
さあ、いよいよタイ文字ですが、実は多くのタイ語初心者は、文字は後でいいや、会話だけでいいやと思いがちです。何を隠そう、私もそうでした。
ですが、実は、タイ文字を習得する、イコール、発音の基礎ができる、だったのです。それに勉強の効率性だけで言えば、文字は一番最初から覚えたほうがいいです。
タイ文字の特性
44の子音字と9の母音字の組み合わせから成ります。
タイ文字の文章の面白いところは、句読点というもので区切らないところです。とにかく長々と続けるので、初心者から見ると、一体どれがどの単語?!と頭を抱えたくなります。
それが、文字を習得すると読めてしまうから不思議ですよね。
タイ文字とタイ語の文法については、別の記事で詳しくまとめてあるので是非。
基本的な文法と特徴
実は、タイ語の文法は英語よりも簡単!しかも、英語と同じSVO/C(主語+述語+目的語/補語)。
肯定文:
- ポム(僕)キン(食べる)カオ(ごはん)=僕はごはんを食べる。
- ディチャン(私)チョップ(好き)カフェ(コーヒー)=私はコーヒーが好き。
否定文:
- クン(あなた)マイチョップ(マイ否定+好き)マー(犬)=あなたは犬が嫌いだ。
- カオ(彼)マイレン(マイ:否定+する/遊ぶ)テネス(テニス)=彼はテニスをしない。
疑問文:
- クン(あなた)チョップ(好き)マー(犬)マイ(疑問)?=あなたは犬が好きですか?
- クン(あなた)レン(する/遊ぶ)コーフ(ゴルフ)マイ(疑問)?=あなたがゴルフをしますか?
どうです?簡単でしょう!語形変化がない!
英語には、時制(現在、過去、未来、過去完了)や人称(I, You, He, She, We, They)によって動詞や名詞が変化しますが、タイ語には全くそのような語形変化はありません。楽です!
修飾語は日本語と逆
- 「いい人」は、コン(人)ディー(良い)
- 「美しい人」は、コン(人)スワイ(美しい)
- 「速く走る」は、ウィン(走る)レオ(速い)
と、名詞を修飾する時も、動詞を説明するときも、後ろから修飾すればいいのです。
否定ではどうなるかというと、ウィン(走る)レオ(速い)どちらを否定するかで意味が違ってきます。
- マイ(否定)ウィン レオ =速く走らない=わざと遅く走る=やる気がない
- ウィン マイ(否定)レオ =走っても速くない=わざとではなく走るのが遅い=やってもダメ
基本、タイ語の文は語形変化のない動詞が続いてもいいのです。
英語は必ず主語がないと文として成立しませんが、タイ語は日本語のようにいくらでも省略していい!という便利さがあります。
例文:
- スー(買う)ロットメー(バス)パイ(行く)クルンテープ(バンコク)=バスを買ってバンコクに行く
- パイ(行く)キン(食べる)カオ(ごはん)=食事に行く
と、いうことは、タイ語の上達は単語の語彙力如何だとも言えますね。
類別詞がある
日本語の「本、冊、枚、匹、個」などのように、タイ語にも形状の異なる物を対象にした類別詞があるので、これは覚えなくてはいけません。
独学の秘訣:実践的なタイ語の勉強法
文法のシンプルさ、省略もありの自由さ、語形変化も無いとあれば、働きながらでもタイ語は習得できる!と納得いったのではないでしょうか。
要は、声調と母音子音の発音に慣れる、そして単語を増やす、に集中すればいいのです。
日常生活でタイ語を大いに使うことが大事
Lingアプリなどを使って、とにかく単語の声調と発音に慣れたら、アプリ内の日常会話練習をどんどん練習復習し、そして、覚えた単語、フレーズを、実際に自分の生活の中で練習してみることが効果的です。
特に、タイ語で数字を言ってみる(金勘定など)、カレンダーを見て日付や時刻をタイ語で言ってみる、などの工夫も必要。
さらに、耳を慣らすためには、どっぷりとタイドラマを見ることです!タイドラマにはまる日本人も増えているので、質の高い面白いドラマが豊富にあるということですね。
アプリと本での勉強方法
働きながらタイ語を最速で習得するなら、それはもう現代のツール、アプリが最も効率的です!
文法に関しては、アプリ内でももちろん勉強しますが、これはこれでテキスト本で勉強すると、さらに理解が深まりながらアプリのレッスンで確認でき、習得度が増します。おすすめです。
効率的な勉強のスケジュール作り
そして重要なのは、目標までのスケジュール作りです。
日常会話を数カ月で習得するのはアプリで可能ですが、さらに上達したい、タイ文字で文章を書きたい、検定に合格したい、という目標があれば、アプリの有料プランを利用したり、タイ人の講師とのマンツーマンレッスンなどが必要になってくるでしょう。
500万ダウンロード突破のLingアプリ!
Lingアプリは、初心者レッスンを無料で提供していますが、全アクセスには有料になります。ですが、今最も費用対効果が高いと評価が高い理由として、たった1つのサブスクアカウントで全60言語もの学習コースへアクセスできるからです。
なので、タイ語だけでなく英語も習得したい!という人にはとってもお得ですよね。
この機会に、App StoreまたはGoogle Play Storeから、Lingアプリを無料ダウンロード!