タイの俳優、ほんっとにイケメンですよね！
最近では、BLドラマの大ブレークで人気に火がついたタイの俳優さんたちがいます。調べてみると、そんな彼ら、やはりアメリカ人とかヨーロッパ人、または香港人とかとのハーフが多いです。中には、2003年生まれのプーウィンのように、タイの東大とも言われるチュラ大学出身のような秀才もいます。
そんなイケメンの俳優さんたち、実はタイ国外でも、特に中国やアメリカで活躍している超人気アイドルもいて、国際的な知名度を持つ人も少なくないのです。
この機会に、タイの人気ドラマを見始めて、タイ語に是非慣れてみてください。
タイの俳優人気ランキングベスト11位！
ここでは、全く勝手にタイの俳優の人気ランキングを作りましたが、賛否両論はとりあえず置いておかせていただいて、ランキングというよりもリストのような感覚で読んでみてください。
マリオ・マウラー（愛称：オー）มาริโอ้ เมาเร่อ
マリオは、『シャムの愛 Love of Siam』の主演俳優として一躍有名になりました。
ドイツ人の父を持つ彼は、陽気でハンサムなことこの上ないですが、中国でも知られている俳優で、タイではドラマやシットコムの俳優として活躍しています。『Crazy Little Thing Called Love』『Pee Mak』『Low Season』などにも出演。
マリオはドイツ系と、母方の中国系の血を引いており、父親がイタリアのオートバイが好きだったため、イタリア名を名乗ることになったらしいです。
マウラーが16歳の時に、バンコクのサイアム・スクエアでスカウトマンに声をかけられ、それ以来、彼はテレビドラマや広告、司会者やテレビ司会者として、常にタイのメディアに取り上げられてきたわけです。
現在は、「4+1 Channel 3 Superstar」というグループの一員として、ナデック・クギミヤやプリン・スパラットなどと活動中。タイのイケメン代表です！
マイク・ピラス・ニティパイサンクル（ไมค์ พิรัชต์ นิธิไพศาลกุล）
マイク・ピラスは、「Mike Angelo マイク・アンジェロ」としても知られていますが、中国を拠点に活動するタイ系中国人の歌手、俳優、モデルです。
2005年、弟のゴルフ・ピチャヤ・ニティパイサンクルと、タイのポップデュオ「ゴルフ・マイク」でデビュー。ふたりは国際的な注目を集め、中国、マレーシア、韓国、日本で人気が出ました。
それ以来、マイクは中国のテレビ番組に数多く出演していますが、2021年に、ピアース・ブロスナン（ジェームズ・ボンド）主演のハリウッド映画、『The Misfits』の世界的ヒットで、一躍、国際的な知名度を得ました。
ナデーク・クギミヤ（ณเดชน์ คูกิมิยะ）
ナデーク・クギミヤのお父さんは日本人、ですが、お母さんの再婚相手が日本人だということで、本人は日本語は話せません。そう、イケメンです。
彼は、タイ名作映画「クーカム（邦題：メナムの残照）」で日本人のコボリ役’を演じました。
モデルとしてまずキャリアをスタートさせ、2010年にタイドラマ『Ngao Rak Luang Jai』で主役を演じてブレイク。この役柄の後、有名なタイのスーパーモデル、ヤヤと共演した有名なタイ映画、「レーラップ・サラッブラーン」に出演し、トップドラマ男優賞を獲得しました。
ナデークは現在、タイで最もギャラの高い俳優の一人であり、「プレゼンターの王様」として知られています。セブンイレブン、エアアジア、トゥルームーブ、ショッピーの広告に出ています。
「最優秀俳優賞」や「最優秀司会者賞」を含む、100以上の賞を受賞しているスーパー俳優ですね。
ウィアー・スコラワット・カナロス（เวียร์ ศุกลวัฒน์ คณารศ）
後に彼のマネージャーとなるスパチャイが、たまたま彼の写真を見て、芸能の世界に入るよう説得したのがきっかけで俳優となりました。
2006年には『Best Rising Actor Top Awards』を獲得し、以来、ほぼ毎年それらの賞に輝き、2018年には、Asian Film Awardsで、最優秀俳優賞を獲得しました。
俳優としては、40本以上のタイドラマ、5本のタイ映画に出演していて、現在もテレビCMや広告で彼を見ることができます。
今まで、「Male Superstar of the Year」、視聴者の「Favorite Male Actor」、「Best Asian Actor」など多くの賞を受賞してきた彼は、まさにスーパー俳優の一人です。
また、彼が有名になったきっかけのひとつとしては、タイのスーパーモデル「パンケーキ」や「ベラ・カンペン」など、タイで最も注目されている女優やモデルと交際があったことでも知られていました。
マーク・プリン・スパラット（หมาก ปริญ สุภารัตน์）
プリン・スパラット、別名「Mark Prin マーク・プリン」は、ドラマの王子、または、ソープ・オペラの王子として知られています。
タイのチャンネル3で働くタレント・エージェンシーのマネージャーとして、カメラの向こうでエンターテインメント・ビジネスのキャリアをスタートさせましたが、「4+1 Channel 3 Superstar」のメンバーの一人（Mario Maurer, Nadech Kugimiya, Pakorn Chatborirakと共に）で、イケメンです。
タイのドラマシリーズに出演したのをきっかけに、20のタイドラマシリーズと2本の映画に出演しています。『Ab Ruk Online』、『Buang Athithan』、そして『My Husband In-Law』（チャンネル3）などです。
チェンマイ出身の彼は、有名なタイ人モデル兼女優のキンバリー・アン・ウォルテマスと結婚しましたが、ふたりは「カップル・オブ・ザ・イヤー」を受賞した仲の良いご夫婦でもあります。
サムスンやホンダの広告などにも顔を出していて、タイを代表するアイドルですね。
パコーン・チャットボリラック（愛称：ボーイ）บอย ปกรณ์ ฉัตรบริรักษ์
パコーン・チャットボリラックは当初、薬剤師を目指して、チュラロンコン大学を卒業した秀才ですが、モデルの道に進み、彼の写真が地元の雑誌に掲載されるようになって注目され始めました。
彼の俳優としてのキャリアは、2009年にタイの人気ドラマで主演したのを皮切りに、いくつかの映画に出演し、タイのアニメキャラクターの声も担当しています。「マイヒーロー」シリーズにも主演しています。
マーク・プリンと同じ「4+1 Channel 3 Superstar」のメンバーです。
過去10年以上にわたって、ボーイは貧困層への住宅提供、森林保護、象の保護などの慈善活動に積極的に参加してきたので、タイで多くの称賛を集めてきた実績もあります。素敵なスーパースターですね。
シャークリット・ヤムナム（ชาคริต แย้มนาม）
ニュージーランドの高校からアメリカの大学を出た彼は、90年代に一躍有名になり、現在もタイを代表する俳優です。
彼のキャリアは、Angel誌とThoe Kub Chan誌のファッションモデルとして始まったのですが、その後、タイのTeenTalkシリーズの司会を務め、アルバム『Teentrax』では歌手としても活躍。ミュージックビデオにも出演し、俳優として映画やコメディにも出演しました。
2000年代後半には、スティーブン・セガール主演の『野獣の腹』や、ニコラス・ケイジ主演の『バンコク・デンジャラス』などの外国映画に出演し、国際的に知られるようになりました。
俳優としても、ミュージシャンとしても実に多彩な才能の持ち主ですね。
チャンタヴィット・ターナセヴィー（愛称：トゥー）ฉันทวิชช์ ธนะเสวี
チャンタヴィット、彼は、大学で演劇を学び、俳優デビュー。
卒業後、脚本家、助監督を経て、有名なロマンチック・コメディー、『アンニョン！君の名はHello Stranger』でブレーク。『ATMエラー』で主演し、『なんと父よ！』の感動コメディーではお父さん役を演じて好評を得ました。
上海国際映画祭ではスターハンター賞を受賞しました。
また、『Pee Mak』や『One Day』といったタイの大ヒット映画にも出演しています。
ジェスダーポーン・ポーディー（เจษฎาภรณ์ ผลดี）
ティックの名で知られるジェスダーポーンは、エンジニアでしたが、テレビ広告のプレゼンターとして芸能界入りしました。
そして、タイの映画監督が彼の才能に目をつけ、映画『ダン・ビレーズ・アンド・ヤング・ギャングスターズ』への出演を依頼するまでにそう時間はかからなかったのです。彼の活躍とこの映画は、タイ映画界を活性化させたとも言われています。
ティックは、俳優業の他に、テレビ番組『The Navigator』を通じてエコツーリズムの重要性を伝えることに力を注いできました。そのおかげで、ラジャマンガラ工科大学から環境科学と天然資源の名誉博士号を授与されたりもしています。
トニー・ジャー（本名：パノム・イーラム）โทนี่ จา/จา พนม
タイのアクションスターとして有名な彼は、タイの片田舎で育ちました。トニー・ジャーは、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーに夢中で、15歳の時にスタントを学び、その後香港でスタントマンとして修業の日々を送りました。ムエタイ、剣術、テコンドー、器械体操などを習得しています。
超マルチタレントであることから、タイで大人気の俳優。彼はまた、スタントマンはもとより、タイ武術家、アクション振付師、監督、俳優として活躍してきましたし、仏教の僧侶として過ごしたこともあるという経歴の持ち主。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影に入った後で、ポール・ウォーカーの事故死により撮影が中断しましたが、2015年に公開されました。
キャリア途中で、ジャッキー・チェンの目に留まり、世界的ヒット映画『ラッシュアワー3』に自ら起用されたりもしました。
ジャーは『フューリアス7』、『XXX：リターン・オブ・ザンダー・ケイジ』、『トリプル・スレット』に出演し、国際的な名声を獲得し続けています。
テーラデイ・ウォンプアパン（愛称：ケン）เคน ธีรเดช วงศ์พัวพันธ์
テーラデジ・ウォンプアパンがエンターテインメント・ビジネスに精通していたのは、父親は俳優、母親は脚本家だったからです。
当初、彼は俳優の道に進む気はなかったのですが、友人の結婚式でプロデューサーに声をかけられ、『ゴーシックス』や『バンコク・トラフィック（ラブストーリー）』などに出演しました。その後映画でも活躍し、人気が高まって、今やタイで最も人気のあるスターの殿堂入りを果たしたという、とんとん拍子の経歴の持ち主です。
現在も人気ドラマに出演している姿を見ることができますが、そうした俳優業だけではなく、国連児童基金の大使を務めるなど、社会的な活動にも積極的に参加していて、タイの福祉運動に寄与しています。
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