魅惑的なネパール語の文字は、デーヴァナーガリーという64文字で、インドのヒンディー語でも使われています。
神秘な美しさを讃えるヒマラヤ山脈を擁した国ネパールに行くと、この「梵字」から発展したネパール語文字が、心に響くような、そして心が洗われるような美しさを感じます。「ナマステ」は日本語みたいに言い易いですし、日本人の感性と似たところがあるのかもしれないですね。
そんな、サンスクリットに起源を持つネパール語のアルファベットの一覧を音声ガイド付きでご紹介しましょう。ネパール語のアルファベットを勉強している人は、是非参考にしてください。
ネパール語の文字の歴史
日本人には、「梵字」という言葉は聞いたことがあると思いますが、ネパール語のデーヴァナーガリー文字は、その「梵字」のシッダマートリカー文字を、ナガラ(都市)化したもので、書き方を「梵字」の上部の横線(シローレーカーと呼ばれる頭腺)で文字同士を繋げるように伸ばし、変形させたものです。
この変形文字が神聖化されて、デーヴァ(神聖なる)ナーガリー(都市化文字)文字となったわけです。
このナーガリー文字は、11世紀にはほぼ完成し、梵字(シッダマートリカー文字)にとってかわりました。そして、サンスクリットを書くための文字としてさらに発展し、インド全域にわたって使用されるようになっていきました。
そしてネパール語は、西暦10ー14世紀の間にネパールを支配したカサ王国から発展しました。18世紀のネパール統一後、ネパール語は国家語として標準化され、20世紀初頭のラナ王朝が、ネパール語を教育言語にするようになったのです。
ネパール語のアルファベット文字一覧
デーヴァナーガリー文字のアルファベットは、64文字で構成されています。
次の表では、このネパール語の64のアルファベットと、ネパールでも通じる英語の発音、用例を挙げています。ネパールでは、さすが観光国だけあって英語はある程度通じます。
それでは、ネパール語の文字「ए बी सी (A B C)」ですが、 母音(短母音、二重母音含む)と子音に注意しましょう。発音は日本語のカタカナ表記では難しいことを留意してください。
ネパールのアルファベットと発音
日常単語とフレーズを覚えてみよう
ネパール語のアルファベットは、日本語の「あいうえお」と比べて多いなあと思いますよね。
ここでは、ネパール語の基本的な日常会話フレーズもご紹介しましょう。
一番初めに覚えたいのはやっぱり、ネパール語で「ありがとう!(ダンネバード!)」「本当にどうもありがとうございます!(デレイデレイ ダンネバード!)」
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ナマステ! ダンネバード!