リトアニア語を始めてみたいけど、「難しすぎたらどうしよう…」と一歩が出ない。そんな人、実はかなり多いんです。
今回はリトアニア語の難易度をテーマに、難しいと言われる理由と、攻略のヒントをまとめました。
読み終わるころには、どこでつまずきやすいか、どう進めばいいかが見えてくるはず。さっそくリトアニア語の学習の世界をのぞいてみましょう!
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リトアニア語は、ヨーロッパのリトアニアで話されている言語。インド・ヨーロッパ語族の中でも、とても古い特徴を残している言語なんです。
その歴史は約5,000年前にさかのぼるとも言われています。
サンスクリット語、ラテン語、古代ギリシャ語と同じ祖先を持つ親戚で、似た単語も。たとえば「神」はリトアニア語でDievas(ディエヴァス)、サンスクリット語ではDeva(デーヴァ)です。
とはいえ、難しいと感じるかどうかは人それぞれ。母語やこれまで学んだ言語によっても変わってきます。
リトアニア語の歴史をざっくり
本題に入る前に、リトアニア語の歴史をざっと見ておきましょう。
昔、リトアニア語とラトビア語は、同じ言語の方言どうしのような関係でした。800年ごろには、別々の言語として分かれていったと言われています。
リトアニア語で書かれた最初の記録が現れるのは16世紀。その後も18世紀の終わりごろまでは、主に農村の人々が、宗教の場面などで使う言葉でした。
今の標準リトアニア語の土台を作ったのは、言語学者のヨナス・ヤブロンスキス(Jonas Jablonskis)。1901年と1919年に出した文法書が、大きな役割を果たしました。
長い歴史を持つ、なかなかカラフルな言語なんです。
リトアニア語の難易度が高いと言われる理由

リトアニア語が難しいと言われる一番の理由は、時代とともにあまりシンプルになってこなかったこと。インド・ヨーロッパ祖語の古い特徴が、今もそのまま残っているんです。
ラトビア語と同じバルト語派という、ちょっとめずらしいグループに属しているのも、難しそうに見える理由のひとつ。
現在、リトアニア語を話す人は世界で約300万人。そのほとんどがリトアニアのネイティブスピーカーです。流暢になるまでには、それなりの時間がかかる言語と言えます。
ここからは、つまずきやすいポイントを1つずつ見ていきましょう。
発音
言葉は話してこそ。でも、リトアニア語の発音でつまずく人は少なくありません。
理由のひとつは、どこを強く読むか(アクセント)で単語の意味が変わること。さらに、やわらかい子音とかたい子音の区別もあります。
子音を正しく発音しないと、別の意味に聞こえてしまうことも。最初は耳を慣らすところから始めるのが近道です。
アクセント
リトアニア語には、音の高さの変化を使うピッチアクセントがあります。
日本語も高低アクセントの言語ですが、リトアニア語はアクセントの位置が単語や語形によって動くのが難しいところ。耳をしっかり鍛えないと、すぐには流暢に話せません。
母音
リトアニア語は格変化があることから、よくロシア語と比べられます。ロシア語の母音は5〜6つ程度。
一方、リトアニア語には「短い母音」と「長い母音」の区別があり、二重母音もあります。母音の文字だけで12種類!
日本語にも「おばさん」と「おばあさん」のような長短の区別があるので、ここは日本人にとって少しとっつきやすい部分かもしれません。
動詞
リトアニア語の動詞は、形の変化が多くて覚えることがたくさん。しくみが複雑で、いろいろな要素が組み合わさっています。
ロシア語などスラブ系の言語を学んだことがある人は、動詞の「アスペクト」の考え方が少し似ているので、とっつきやすいかもしれません。
格変化
リトアニア語には、インド・ヨーロッパ語族らしい古い格のシステムが残っています。名詞の形が7つの格で変わるので、覚えるのはなかなか大変。
ドイツ語やラテン語にも格があるので、これらを学んだ人ならイメージしやすいはず。日本語の「が・を・に」のような助詞の役割を、語尾の変化で表すイメージです。
慣用句とフレーズ
もうひとつの壁が、慣用句や決まった言い回し。日本語や英語とは発想がまったく違うものも多く、直訳では意味がつかめません。
文法
文法は、ロシア語と似ているところがたくさん。とはいえ、動詞や名詞の使い方には、リトアニア語ならではの違いもあります。
名詞には男性と女性の2つの性があり、英語のtheやaのような冠詞はありません。冠詞がないのは日本語と同じなので、ここは安心ポイント!
その代わり、語尾で役割がわかるぶん、語順がかなり自由。最初は戸惑うかもしれません。
でも大丈夫。そんなリトアニア語も、Lingアプリならぐっと身近になります。
リトアニアの人はリトアニア語しか話さない?
ここで、よくある誤解をひとつ。リトアニアの人がいつもリトアニア語だけを話している、というわけではないんです。
意外かもしれませんが、ロシア語や英語を上手に話す人もたくさんいます。リトアニアで話されている言語はいくつかあり、その中でリトアニア語を話す人が大多数、という状況です。
旅行や短い滞在なら、英語やロシア語で何とかなる場面も。とはいえ、現地の言葉で話せると喜ばれますし、リトアニア語の講座もいろいろあります。
翻訳がうまくいかないことも
リトアニア語は複雑な言語なので、機械翻訳がうまくいかないことも少なくありません。
翻訳ツールの結果が、本来の意味とずれていることもしばしば。古い文法のしくみが残っていることも、翻訳を難しくしている理由のひとつです。
アルファベット
リトアニア語のアルファベットはラテン文字がベース。そこに、Čのような記号つきの文字が加わります。
Čのような文字は、チェコ語などほかの言語を学んだ人なら見覚えがあるかも。
もうひとつのポイントが「口蓋化」。子音のあとに来る母音によって、子音がやわらかく発音されるしくみです。日本語にはあまりない感覚なので、最初は難しく感じるかもしれません。
ロシア語とリトアニア語の関係
リトアニア語はロシア語となまりが違うだけ…と思われることがありますが、それは誤解。
リトアニア語とロシア語は別の言語なので、ロシア語話者とリトアニア語話者がそれぞれの言葉で話しても、意味がうまく伝わらないことがほとんどです。
2つの言語の違いと共通点を見てみましょう。
2つの言語を比べると
まず、リトアニア語はバルト語派、ロシア語はスラブ語派。今も話されているバルト語派の言語は、リトアニア語とラトビア語の2つだけなんです。
リトアニア語は古いインド・ヨーロッパ語族の文法をよく残していて、ロシア語とは文法も語彙もかなり違います。サンスクリット語と似た単語が多いことでも有名です。
共通点
共通点はそれほど多くありません。いくつかの音が似ているので、つながりがあると思われがちなんです。
リトアニアはかつてソ連の一部だったため、ロシア語から入った単語もあります。でも、似ているのはそのくらい。
豆知識
リトアニア語には、もともとの「ののしり言葉」がとても少ないと言われています。そのため、悪態をつくときはロシア語の言葉を借りることが多いのだとか。
ちょっと意外で、おもしろい話ですよね。
ポーランド語とリトアニア語の関係
リトアニア語とポーランド語もよく比べられます。2つの国は国境を接していて、リトアニア語はポーランド語やベラルーシ語の影響を受けてきました。
ただし、リトアニア語はバルト語派、ポーランド語はスラブ語派で、グループは別。それでも、文字の形には共通点があります。
そのひとつが、文字の下につく「しっぽ」の記号「オゴネク(ogonek)」。ポーランド語ではĄ・Ęの2文字、リトアニア語ではĄ・Ę・Į・Ųの4文字に使われます。
昔のリトアニア語は、今よりポーランド語に近かったと言われています。少し音を変えるだけで似た単語になるものもありますが、つづりは別ものです。
リトアニア語を早く話せるようになるコツ

ここまで読んで、「やっぱり難しそう…」と思ったかもしれません。でも大丈夫。ここからは、希望が持てるコツを紹介します。
アルファベットを覚える
一番の近道は、まずアルファベットを覚えること。英語と似た読み方の文字もあるので、まずはそこから。
決意と正しいガイドがあれば、語学は思ったよりスムーズに進みます。
ルールを覚える
リトアニア語はルールがしっかり決まった言語。名前と名字の形や、どちらを先に言うかといったルールも覚えておきましょう。
あいさつや基本フレーズもいくつか覚えておくと、ぐっと話しやすくなります。
文法と単語
リトアニア語の文の組み立て方のような文法は、早めに押さえておきたいところ。
リトアニア語の文法と単語はとても正確なので、辞書を1冊用意したり、オンラインの講座やサイトを活用したりするのがおすすめ。
リトアニア語を見て、聞く
映画やニュースを見たり、ラジオや音楽を聞いたりするのも効果的。新聞を読んでみるのもいい練習になります。
リトアニア語にふれる時間を増やすほど、理解も上達も早くなるんです。
リトアニア語で話す
ネイティブスピーカーとつながって話せるサイトもたくさんあります。リトアニア語が話せる知り合いがいれば、ぜひ会話してみてください。
Lingアプリなら、会話形式のレッスンやスピーキング練習で、話す力も鍛えられます。
リトアニアに行ってみる
冗談ではなく、言葉を学ぶなら、その国に行ってみるのが一番。
現地の文化や伝統にもふれられます。たくさんの人の話すリトアニア語を聞くうちに、自分のまちがいにも気づきやすくなるんです。
もちろん、無理は禁物。旅費のために生活が苦しくなっては本末転倒です。
リトアニア語を学ぶ価値はある?
いよいよ、最初の疑問に答える番。といっても、答えは人によって違います。語学の得意・不得意や、学ぶ目的によっても変わるからです。
ここまで見てきたように、リトアニア語を「意外といける」と感じる人もいれば、難しいと感じる人も。
でも、太古の特徴を今に残す言語を話せる約300万人の仲間に入れるのは、ちょっと誇らしいこと。決めるのは、あなた自身です。
誰かに「無理だよ」と言われても、気にしなくてOK。リトアニア語に挑戦するなら、心から応援しています!
リトアニア語の学習ならLingアプリが最強

難しいと言われるリトアニア語も、正しい教材があればぐっと身近になります。そのための心強い味方が、Lingアプリです。
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ほかのアプリと比べたい人は、リトアニア語の学習アプリを比べた記事もチェックしてみてください。
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