イタリア語を習得できるまでの時間は、学習の継続と効率的な学習方法によって大きく変わりますが、英語を話さない日本人のイタリア語の習得時間は、初級レベルは約200時間、中級レベルまでは約800時間、そして上級レベルには1200時間以上の学習が、少なくとも必要と考えられます。
イタリア語は美しい響きを持つロマンス語の一つであり、英語話者にとっては比較的学びやすい言語です。日本人が勉強するにはどの程度の時間がかかるのか、どのように勉強すれば効率的なのかを知ることが重要です。
そこで今回は、CEFR基準を基にしたレベル別の習得時間と、効果的な勉強法を解説します。
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目次
言語の特徴

イタリア語は ロマンス語(ラテン語派生の言語) に属し、フランス語やスペイン語と近い関係を持っています。
また、英語もラテン語から多くの語彙を借用しているため、イタリア語との共通点が多く存在するので、英語をマスターしたり勉強してきた場合は有利で、かなり習得期間は減るでしょう。
そして、語彙と文法が似ているフランス語、発音も近くて語彙も文法も非常に似ているスペイン語を勉強していたら、イタリア語の難易度はさらに低くなり、マスターする期間は短くなります。
習得時間の目安

イタリア語習得に必要な時間の目安は、アメリカ国務省のFSI(Foreign Service Institute)のデータを基にすると、英語話者にとっては、約600~800時間の学習が必要とされています。
英語を知らない日本人がイタリア語を学ぶ場合、この英語話者が必要な習得時間よりも、さらに1.5倍~2倍の時間が必要になるでしょう。日本人が勉強する方が、難易度が高いからです。
このFSIが提案している英語話者の習得時間は、中上級レベル以上に相当しますが、まず各レベルを解説し、日本人がそのレベル別に必要な習得時間を見ていきましょう。
CEFR基準レベル
外国語習得の基準には、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)がよく使われます。
CEFRとは、ヨーロッパで開発された言語学習の習熟度を測る国際基準で、英語を含むフランス語やスペイン語など多くの言語に適用されますが、A1, A2, B1, B2, C1, C2 の6つのレベルに分けられ、学習者の語学力を客観的に評価します。
イタリア語のレベル別習得時間
CEFR基準でFSIが提案する、レベル別のイタリア語の習得時間と、日本人が必要な1.5倍以上の時間を加えてみると、下記のようになります。
| CEFRレベル | 英語話者 | 日本語話者(目安) | 習得可能なスキル |
|---|---|---|---|
| A1(初級) | 約100時間 | 約150~200時間 | 基本的な挨拶や簡単な日常会話ができる |
| A2(初級上) | 約200時間 | 約300~400時間 | 簡単な文章を作り、旅行での会話ができる |
| B1(中級) | 約400時間 | 約600~800時間 | 日常生活の話題について会話ができる |
| B2(中上級) | 約600時間 | 約900~1200時間 | 複雑な会話や仕事でのコミュニケーションが可能 |
| C1(上級) | 約800時間 | 約1200~1600時間 | 高度なディスカッションが可能 |
| C2(流暢) | 1000時間以上 | 1500時間以上 | ネイティブレベルで会話・文章作成が可能 |
追記:同じロマンス語に属するフランス語とスペイン語の習得時間も、上記のイタリア語とほぼ同じになりますが、発音や文法の違いで、難易度は若干異なります。
つまり、
- A1〜A2: 旅行や日常会話のための基礎学習。
- B1〜B2: 仕事や留学で使えるレベル。
- C1〜C2: 専門的な業務やアカデミックな場で通用するレベル。
と、大まかにレベルは分けられますね。
ですが、この記事で紹介するLingアプリの活用で習得時間をかなり短縮することができます。たった15分毎日勉強するだけで、なんと日常レベルの会話を1ヶ月で習得できちゃいます。(それぞれの学習頻度や集中度にもよります)
効果的なレベル別の勉強法

以下、レベル別の勉強法を提案しますが、検定を受けて級を上げていくことも良いモチベーションになります。とにかく毎日の学習をコツコツ続けることが大事です。初級から始める方は、是非アプリの活用も試してみてください。とっても楽しく効率的に簡単なイタリア語が学べます。
A1(初級)レベル
- 基本単語やフレーズを暗記(日常会話でよく使う表現)
- 発音練習(イタリア語はローマ字読みなので音を意識)
- 語学学習アプリを活用(Lingアプリ、Memrise など)
A2(初級上)レベル
- 文法学習を本格化(動詞の活用、冠詞の使い方を強化)
- 短い文章を書く(日記やSNSで簡単な文章を書く)
- 語学学習アプリを活用(Lingアプリ、Memrise など)
B1(中級)レベル
- ニュースや記事を読む(簡単なイタリア語ニュースサイトを活用)
- 日常会話の練習を増やす(Lingアプリのチャットボット、言語交換アプリ Tandem などの活用)
- 映画やドラマを字幕付きで視聴
B2(中上級)レベル
- 複雑な文法を学ぶ
- 長めの文章を作成する(エッセイやレポートを書く)
- ディスカッションに挑戦(Meetup などのオンラインコミュニティを活用)
C1-C2(上級)レベル
- 専門的な分野の語彙を増やす(新聞などで文章を読む習慣)
- ディベートに挑戦する(ネイティブと深い会話をする)
イタリア語習得にかかる時間についてよくある質問

イタリア語の難易度は?
イタリア語には、複雑な動詞の活用がありますが、発音がローマ字読みでシンプルなこと、イタリア語の母音(a, e, i, o, u)は、日本語の母音とほぼ一致すること、英語よりも時制がシンプルなことなどから、日本人には習得しやすいと言えます。
日本人がイタリア語を習得したい時にかかる時間は?
FSIのデータでは、英語話者にとって600~750時間 の学習が必要とされていますが、日本語話者の場合、1.5倍~2倍(900~1500時間程度) かかると考えられます。
イタリア語の言語の特徴は?
イタリア語(Italiano)は、ラテン語から派生したロマンス語 の一つで、イタリアを中心に話されている言語です。美しい響きと音楽的なリズムを持ち、ジェスチャー(手振り) を多用したり、発音や文法に独特の特徴があります。
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イタリア語は 発音がローマ字に近く、日本人にも学びやすい言語です。
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