マレーシア料理、その魅力はやはり現地に行かないとわかりません!クアラルンプールのレストランからマラッカなど小都市の屋台まで、日本では決して味わえない魅力がいっぱい!そこで、これだけは必ず食べて欲しいマレーシアの屋台料理を一挙ご紹介します。
ナシレマッから豪快なホッケンミーなどのマレーシア屋台料理を紹介する最強のグルメガイドとして、レストランで使えるマレー語のフレーズの音声付きでお楽しみください。
そして、やはりマレーシア現地の食事を楽しむには、マレー語を多少は使いたいもの。英語はもちろん、マレー語も中国語もサクッと、しかも楽しく日本語で学べるおすすめ学習ツールのLingアプリを、この機会に試してみてはいかがでしょう。
目次
マレーシア料理の魅力
食事からデザート、そしてドリンクを含むマレーシア料理の魅力は、その多様性、独特な味わいを生む食材と調味料、そして地域ごとの文化の融合です。実際の料理を紹介する前に、まずはマレーシア料理の特徴をみていきましょう。
文化の融合が生む豊かな多様性
マレーシアの食文化は、マレー系、中国系、インド系をはじめ、さまざまな民族や文化が交わり、それぞれの文化の伝統的な料理や食材が影響し合って、独特な料理となっているのが魅力!
多彩な香辛料と食材が織りなす深い風味
マレーシア料理には、コリアンダー、ターメリック、レモングラス、ガランガル(南アジアのハーブ)、サンバルなどの豊富なスパイスが使われていて、なんとも深みのある風味が味わえます。
特に「サテ」のような料理は、スパイスが肉の旨味を引き出し、ピーナッツソースのまろやかな甘みが香ばしさを引き立てるなど、食材とスパイスの相性が見事です。
さまざまな食感の調和
マレーシア料理では異なる食感を組み合わせた料理が多く、食べる楽しさが倍増!
たとえば、「アパン・バリク」はサクサクの外側とふんわりとした中身のコントラストが楽しめ、「ロジャック」は、果物や野菜のさわやかな食感に、エビペーストのとろみとピーナッツのカリカリ感が加わり、正に食感のお祭りです。
甘さと辛さの絶妙なバランス
マレーシア料理には、甘さと辛さ、酸味のバランスが見事なものが多く、例えば、「チェンドル」はスパイシーな料理の後に最適な甘いデザートで、ココナッツミルクのまろやかさが辛味を和らげてくれます。そして、「ホッケン・ミー」は、甘みとしょっぱさのバランスが絶妙で、深い味わいがあります。
地域ごとのバリエーション
マレーシアは地域によって料理のスタイルや味わいが異なり、各地の特産品や調味や調理方法による独自のアレンジが楽しめます。ペナンの「アッサムラクサ」は酸味が強いスープで有名ですが、クアラルンプールではココナッツミルクを使ったクリーミーなラクサが親しまれています。
マレーシア料理の魅力は、このように一口では語り尽くせない豊かな要素が詰まっていて、食べるたびに新しい発見があることです。多文化の交差点であるマレーシアならではの、独自の食文化をぜひ体験してみてください!
マレーシアの屋台料理
それでは、代表的なマレーシア料理を紹介、解説します。屋台料理としていますが、もちろんクアラルンプールのレストランでも味わうことができる料理もありますよ!
ナシレマッ:マレーシアの国民食
マレーシアの屋台料理といえば、やはりナシレマッ。ナシレマッとは「ナシ(米)」と「レマッ(脂肪)」という2つの言葉からで、その味はまさに絶品。中華系マレーシア人も大好きな一品です。
ナシレマッは、ココナッツミルクとパンダンの葉で炊いた香り高いご飯で、ピーナッツ、揚げたアンチョビ、サンバル(マレー独特のチリソース)、きゅうり、そして揚げ魚や揚げ鶏肉(ayam gorengアヤム・ゴレン)などが添えられています。
マレーシアの国民食であるナシレマッには様々な食べ方があり、屋台では中華ソーセージやゆで卵、揚げ魚が付くこともありますが、多くの場合、バナナの葉に包むのが特徴。
ナシレマッは主に朝食として親しまれていて、一週間ずっと食べても飽きないです。マレーシア版「チキンライス」のようなものですね。
チャークイティアウ:ライスヌードル
中国発祥のチャークイティアウ(またはチャークウェイティオウ)は、炒めた平麺の料理で、人気のマレーシア屋台料理です。「チャー」は「炒める」、「クイティアウ」は「平麺」を意味します。
この料理は平麺、豚肉、エビ、魚団子、海鮮、にら、魚醤、醤油で作られ、サンバルやチリペースト、濃い醤油(Black Soy sauceですが、日本人には慣れない味)、ライムが添えられることもあります。最後にたっぷりのモヤシが加わり、食感を引き立てます。
チャークイティアウは通常、大火力の鉄鍋で炒めることで、香ばしくて旨みのある味わいを生み出します。熱々で提供されるのが一般的ですが、自宅に持ち帰ってぬるくなっても美味しい一品です。
サテ: ソースは不要!
マレーシアの屋台料理と言えば、サテは外せません!「サテ」は串焼き肉を指し、マレーシアのどこでも味わえる最高の料理の一つです。ちなみに、肉は「daging ダギン」。牛肉は「daging sapi ダギン・サピ」、ヤギ肉や羊肉は、「daging kambing ダギン・カンビン」。
主に鶏肉(ayamアヤム)、牛肉、羊肉が使われ、ターメリックやコリアンダー、レモングラス、パームシュガーなどでマリネされた後、串に刺して炭火で焼かれます。スモーキーで甘みのある味わいにピリッとしたスパイスが加わり、絶妙なバランス。ピーナッツソースと一緒に提供され、そのクリーミーさとナッツの風味が、炭火焼きの香ばしさを一層引き立てます。
マレーシアでは、サテは屋台やナイトマーケットでよく売られていて、ケトゥパット(圧縮米ケーキ)と共に提供されることもあります。
ラクサ: 大人気のスープヌードル
東南アジア、特にマレーシアやシンガポールで人気のあるスープヌードルで、スパイシーで濃厚な味わいが特徴。日本でもラクサ味のインスタントラーメンが登場したり、知られるようになってきましたね。
ラクサは地域ごとに異なるバリエーションがあり、マレーシアでは特にカレーラクサとアッサムラクサが有名です。ココナッツミルクをベースにしたクリーミーで濃厚なスープで、辛味とコクが強く、エビや鶏肉、豆腐などが具材として使われます。
バクテー:中華系には必須の料理
漢字では「肉骨茶」で、お茶かな?と思いますが、豚肉を漢方と一緒に煮込んだ独特のスープ料理で、中華系マレーシア人の家族が集まる際には、大抵の場合この肉骨茶レストランで盛り上がります。
漢方薬材の八角、桂皮(シナモン)、クローブ、フェンネルなどが主に使われ、薬膳的な風味と滋養効果を生み出し、ご飯にとてもよく合います。湯葉や豆腐を入れたり、ニンニク、ネギ、唐辛子の薬味を大量に入れたり、自分の好みに合わせて注文できます。
日本人にも病みつきになる美味しさ!
ロティ・チャナイ: 最強の屋台のチャンピオン
クアラルンプールでサクッとたっぷり食べたいなら、ロティ・チャナイがオススメ。「ロティ」は「パン」、「チャナイ」は「こねる」を意味し、もちもちとした食感とリッチな風味が特徴です。
ロティ・チャナイは、粉、水、卵、ギー(精製バター)で作られ、何度も折りたたむことで層が形成されます。焼くと、カリッとした外側にしっとりした中身がなんともハマる美味しさ。通常はカレーと一緒に手で食べ、カレーの風味を楽しんだりします。
アパン・バリク: ピーナッツパンケーキ
アパン・バリクは、「ひっくり返したケーキ」という意味で、現地版パンケーキのような屋台デザート。
アパン・バリクは、小麦粉、卵、砂糖、ピーナッツ、ココナッツミルク、スイートコーンなどから作られていて、砂糖やピーナッツがふんだんにかけられ、ひっくり返して香ばしく焼き上げられます。サクサクした外側とふんわりとした中身が甘いパンケーキデザートです。
ロジャク:フルーティなスナック
フルーティなスナックが食べたいなら、ロジャック!「ロジャック」は「混ぜる」を意味し、マレーシアの独特なフルーツと野菜のミックスサラダです。
ロジャックにはマンゴー、きゅうり、ヒカマ、揚げ豆腐、イカなどが使われ、ペティス(エビペースト)で和えられます。甘味、酸味、塩味、スパイシーさが絶妙に混ざり合い、日本人には驚きの味わいかもしれませんが、慣れると病みつきになります。
ホッケン・ミー: 旨みたっぷりの炒め麺
ホッケン・ミーはマレーシアで人気の炒め麺で、中国福建省から伝わったもの。卵麺、米麺、エビ、魚団子、ピーマンなどが入り、中華系マレーシア人が必ず使う調味料の濃い醤油(Black Soy sauce)や、オイスターソースで味付けされます。
麺は新鮮な出汁で茹でた後、エビペーストと共に炒められ、深みのある濃厚な味わいに仕上がります。
チェンドル: 爽やかな甘味
暑い日にはチェンドルが最高。チェンドルはグリーンのゼリー状のものが特徴で、ココナッツミルク、赤豆、甘いトウモロコシが乗った冷たいデザートです。
テ・タリ: 食事に欠かせないお茶
テ・タリは、ホットなミルクティーを2つの容器間で何度も注ぎ分けて作られた、泡立ちのあるクリーミーなお茶です。ほんわりした甘さがあり、少しビターな風味が食事にぴったり。
レストランで注文時に使えるマレー語
それでは、注文したりする時に使える、レストラン関連のマレー語の単語やフレーズをリストします。
マレーシア屋台料理に関してよくある質問
マレーシア料理の特徴は?
マレーシア料理は、マレー系、中華系、インド系の多文化が融合した多様な味わいと調理法が特徴で、豊富なスパイスやハーブが料理に使われ、香り高く味わい深い料理が多く、独特の魅力があります。
代表的なマレーシア料理は?
マレーシアの国民食とも言われるナシレマッ、鶏肉、牛肉、羊肉、またはヤギ肉などの串焼きのサテ、スパイシーで濃厚なスープに麺を入れたラクサなどがあります。
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