【スペイン語初心者は必須】リスニングの基本と6ステップの学習法

スペイン語初心者

スペイン語を学び始めると、あまりにも早口なのにびっくりして、独学は大変だと思ってしまうかもしれません。

昔とは違い、様々な学習ツールが提供されている現在、あのリズムに耳を慣らし、リスニング力をアップさせる方法があります。

スペイン語のリスニング力を向上させるには、まずスペイン語の特徴を理解し、自分に合った学習法を取り入れることが効果的です。

スペイン語初心者という方は、学習アプリやYoutubeの字幕付き動画、シャドーイング、歌や映画など、多様な方法を組み合わせることで、楽しく効率的にリスニングスキルを磨けます。

今回の記事では、おすすめのツールとしての学習アプリなどを紹介し、リスニング力を効果的にアップさせるコツを探っていきます。

スペイン語の音声的な特徴

スペイン語には、独特なリズム、流れるような美しさ、情熱的な甘さがありますね。

このスペイン語特有の音のリズムやイントネーションが、歌などには特に魅力を加えますが、この音声的な特徴を理解して体得することも大事です。この特徴とは:

特徴内容
母音がクリアで単純スペイン語には、日本語と同様5つの母音(a, e, i, o, u)しかなく、比較的明瞭に発音されます。
単語のリエゾン(連結)スペイン語では、単語が連続する際に音がつながることがよくあります。この現象をリエゾンと呼び、初心者にとって聞き取りを難しくする原因の一つです。
例えば英語でも、このリエゾンがあるために、日本人には聞き取りが難しいわけです。
地域ごとのアクセントの違いスペイン語は地域ごとに発音やリズムが異なります。
速い話し方スペイン語は、英語や日本語に比べてより速く話されることが多いので、初心者にとって、この速さに慣れるのは一つの挑戦です。

スペインと中南米のスペイン語の違い

スペインで話されるスペイン語は一般的に「カスティヤーノ語 (Castellano)」と呼ばれ、中南米で話されるスペイン語は「ラテンアメリカ・スペイン語 (Español Latinoamericano)」と呼ばれることが多いです。

スペイン語を勉強する前にこの違いを知り、どちらのスペイン語を勉強したいのか、目的や興味に合わせて選ぶのがベストです!

では両者の違いをまとめます。

スペイン語種類特徴
カスティヤーノ語
(Castellano)
主にスペイン国内で使用される
発音の特徴として、「c」や「z」が「th」と発音(例:「cinco」 → 「thinko」)
単語やフレーズも、スペイン固有の表現(例:「君たち」が「vosotros」)
ラテンアメリカ・スペイン語
(Español Latinoamericano)
中南米全域で話されるスペイン語の総称
「seseo」と呼ばれる発音が一般的で、「c」や「z」が「s」と発音される
(例:「cinco」 → 「sinko」)
地域ごとにアクセントや語彙が異なり、アルゼンチンのリオプラテンセ方言やカリブのスペイン語など、多様性がある

 初心者に効果的なリスニング練習法

スペイン語の基本の音声的な特徴がわかったところで、スペイン語のリスニング力を段階的に向上させるための具体的な方法を紹介します。

初心者用アプリを活用

スペイン語初心者用アプリ

初めから、リエゾンたっぷりの普通の会話から聞き始めた方がいいという考え方もありますが、まず、基本の単語とフレーズはしっかりと正しい音声で聞き分け、正確に音読ができることが第一です。

一つ一つの単語の発音をしっかりと体得してから、普通の会話を映画やメディアでひたすら聞くことが、単語の切れ目を把握しやすくさせてくれます。これこそ、リスニングとスピーキングスキルを向上させる近道です。

おすすめアプリ:

  • Lingアプリ:
    • 「読む、書く、聞く、話す」を全て一度に学べると人気のアプリ
    • 最先端のAIを活用した発音練習など独学でも可能
    • ゲーム感覚でサクッと単語やフレーズを暗記
    • Lingアプリの詳しい機能については、この記事をチェック
  • Memrise:
    • フラッシュカード機能など単語暗記に特化したアプリ
スペイン語初心者Lingアプリ

スペイン語の字幕付きYouTube動画の活用

動画を視聴する際に、スペイン語の字幕があるものにすることで、耳と目で単語を結びつける練習ができます。視覚的な情報が加わることで、内容の理解が深まりますし、何度も視聴することで、リエゾンにも耳を慣らすことができます。

おすすめツール:

  • 無料のYouTube動画(「Easy Spanish」 チャンネルなど)
  • NetflixやDisney+のスペイン語音声&字幕設定

シャドーイングを行う

シャドーイングは、聞いたネイティブ音声をそのまま繰り返す練習方法で、この練習方法は、発音やリズムの習得に非常に効果的です。

方法としては:

  1. 短いフレーズを聞く。
  2. ポーズを使って、聞いた内容を即座に繰り返す。
  3. 慣れてきたらポーズなしで行う。

おすすめツール:Audibleでスペイン語のオーディオブックを購入したり、もちろん無料のYoutube動画も活用

音楽/歌を活用

音楽は、リズムに乗りながらスペイン語を学べる楽しい方法ですね。

楽しく覚えたことは最も脳に入りやすいので、好きな歌の歌詞を読みながら聞くことで、発音と語彙力を強化できます。

自分用の歌詞ノートを作ったり、工夫しながら自分用の学習教材にすることがコツです。

おすすめアーティスト:

Shakira中南米のスペイン語
Alejandro Sanzスペイン本国のスペイン語
CNCO若者向けのスペイン語ポップス

日常的にスペイン語を聞く環境を作る

毎日、スキマ時間に常にスペイン語を聞く環境を作ることが、とにかく大事です。

おすすめツール:

  • Lingアプリ:15分ほどのレッスンで、ネイティブスピーカーの音声で単語とフレーズ、サンプル会話が聞ける
  • スペイン語のラジオ:TuneIn RadioやRadio Gardenがおすすめ

簡単な会話を練習

初心者からでも、短いフレーズを使った会話練習を取り入れると効果的です。会話は、聞く力と話す力を同時に鍛えます。

おすすめアプリ:

  • Lingアプリ:各レッスンの会話練習をゲームのように楽しめ、チャットボットでさらに応用の会話練習ができる
  • TandemやHelloTalk:ネイティブスピーカーと交流可能

スペイン語学習を楽しむコツ

スペイン語初心者学習コツ

楽しく陽気なスペイン語を、自分なりに楽しんで勉強する工夫をするのが、習得への最大のコツです。

  1. 興味のあるテーマ自分の興味に合った教材やコンテンツを選ぶと、学習が楽しくなります。旅行が好きならスペインの観光地に関する動画を見たり、映画が好きなら好きな映画を徹底的に見ることです。
  2. 進捗を可視化:目に見える形で進捗を確認するとモチベーションが上がります。好きな歌の歌詞を全て覚えたりなど。
  3. 失敗を恐れない :リスニングは時間をかけて習得するスキルです。最初は理解できなくても、続けることで確実に上達することを信じて続けましょう。

スペイン語の学習についてよくある質問

スペイン語初心者よくある質問

スペイン語のリスニングはどうスキルアップすればいい?

スペイン語の独特なリズムとイントネーションに慣れることが近道です。それには、まず学習アプリで正しく単語を覚え、字幕付きの動画や映画を活用して何度も視聴することで、耳が慣れます。

大好きなスペイン語の歌の歌詞をとことん覚えたり、好きな映画を何度も見ることで、とにかく耳をスペイン語のリズムやリエゾンに慣れさせることが効果的です。

おすすめのスペイン語の学習ツールは?

基本の単語やフレーズを覚えたり、その覚えた単語で会話練習をするには、学習アプリが最適です。

時間も場所も自由に、いくらでも反復練習ができることと、ネイティブ音声で正しい発音が練習できること、そして価格も手頃なことが大きなメリットです。無料でお試しができます。

スペイン語のリスニングは独学が難しい?

従来の学校へ通うように対話、会話練習ができないことが独学には不利ですが、オンラインレッスンなど、講師と対話できるサイトがあったり、学習アプリでも勉強の仕方次第でリスニングスキルは向上できます。

スペイン語ならLingアプリが最適!

YouTube史上最も再生された動画の一つ、「Despacito」や、90年代を代表するダンスソング「La Macarena」など、完璧に歌えたら楽しいですよね。

上記でも紹介したように、Lingアプリを活用すれば、スキマ時間に便利に楽しく、リスニング/スピーキング練習ができます。

しかも既に500万ダウンロードを突破したという大人気アプリです。

スペイン語だけではなく、英語やイタリア語なども学びたいという人は、1つの購読アカウントで60言語全ての学習コースへアクセスできるので、おすすめです。

Lingアプリの詳しい機能については、別の記事でまとめてあります。

この機会に、今すぐPlay StoreまたはApp Storeでアプリを無料ダウンロード!

スペイン語学習アプリ Lingアプリ

Leave a Reply