スペイン語の難易度は、英語よりも複雑な動詞の活用や、名詞と形容詞の男性形・女性形があって難しい部分はありますが、実は発音は日本人には比較的簡単なんです。
世界的に大ヒットした、ルイス・フォンシの「Despacitoデスパシート」を聞いて、スペイン語で歌ってみたら意外と簡単に歌えた、という経験があるかもしれませんが、日本人には、発音が難しいフランス語よりも親しみが持てる言語です。
そこで今回は、スペイン語の特徴を解説しながらその難易度と、効果的な勉強法をご紹介します。
1つの勉強法として紹介したいのが、効率的に楽しくゲーム感覚で学習できるLingアプリ!このスペイン語学習アプリについてもご紹介するので、是非試してみてください。
目次
スペイン語の難易度は?
スペイン語は、英語を話す人にとっては最も学びやすい言語のひとつです。
スペイン語は世界で最も古く、最も話されている言語のひとつで、20カ国の公用語となっており、世界中で5.6億人のネイティブ・スピーカーがいます(大多数はラテンアメリカ)。
英語話者がスペイン語を勉強し、『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』を原語で読めるようになるのが簡単な理由は、どちらもラテン語がルーツ、また、歴史的にフランス語の影響を受けた英語には、スペイン語にも似た単語が多くあるからです。
では、日本人にとっての難易度は?ですが、英語を勉強してきた人には、スペイン語の単語を理解するのは簡単だけれど、文法は難しいと言えます。
世界の言語話者数ランキング
それではちょっとスペイン語の世界の話者数をみてみましょう。
2023年の世界で最も話されている言語のトップランキングは:
1位:英語(14.56億人) |
2位:中国語(11.38億人) |
3位:ヒンディー語(6.10億人) |
4位:スペイン語(5.59億人) |
スペイン語はスペインだけでなく、メキシコなど中南米で多く使われています。
スペイン語の特徴
スペイン語はインド・ヨーロッパ語族に属する言語で、ラテン語をルーツとしています。以下はスペイン語の主な特徴です:
1. アルファベットの使用
スペイン語は、英語と同じラテンアルファベットを使用するが、ñ(エニェ)やアクセント記号(á, é, í, ó, ú)が加わる。
例: ñño(子供)、mamá(お母さん)。
2. 音の一貫性
英語と異なり、スペイン語は「綴りと発音がほぼ一致」しているので、一度発音ルールを覚えれば比較的読みやすい。
例: casa(カサ)、「家」。
3. 豊富な活用形
スペイン語では、動詞が主語や時制によって変化する「活用形」が非常に多い。
例: hablar(話す)
4. 名詞と形容詞の一致
名詞と形容詞は、性(男性/女性)や数(単数/複数)に応じて一致する。
例: gato negro(黒い猫・男性形)
gata negra(黒い猫・女性形)
5. 文法の特徴
- 語順の柔軟性: スペイン語は英語と同じ「主語・動詞・目的語(SVO)」の語順、が、強調したい要素によって語順が変わることがある。
- 例: Yo como manzanas(私はリンゴを食べる)、Manzanas como yo(リンゴを私は食べる)。
- 主語の省略: 動詞の活用で主語がわかるため、主語を省略することが一般的。
- 例: Hablo español(私はスペイン語を話します)。
- 複数の時制と法: スペイン語は動詞の時制や法(直説法、接続法など)が多様で、それぞれに独特のニュアンスがある。
- 例: 接続法を使った文:Espero que tengas un buen día(良い一日を過ごせますように)。
6. 日本語の母音の類似点
スペイン語の母音(a, e, i, o, u)は、日本語の母音(あ、え、い、お、う)と非常に似ている。
日本人にとって習得が難しい部分
日本語とスペイン語は、文法や文化的背景が大きく異なるため、日本人にとっては特有の難しさがあります。
1. 動詞の活用が複雑
動詞が時制や主語ごとに変化するため、膨大な活用形を覚える必要がある。
例: 食べる comer:
2. 発音
母音が日本語と似ているとはいえ、巻き舌のR音や、hが発音されない(holaは「オラ」)など、日本語にはない音がある。
例: perro(犬)とpero(しかし)は発音の違いで意味が変わる。
3. 名詞と形容詞の一致
日本語には名詞や形容詞の性別がないため、男性形・女性形を覚えるのが難しい。
例: amigo(男性の友達)、amiga(女性の友達)
4. スペイン語圏の多様性
スペインと中南米ではアクセントや単語の意味が異なる。
例: coche(車・スペイン)、carro(車・中南米)
スペイン語を学ぶメリット
世界で4番目に位置し、20カ国以上で公用語として話されているスペイン語を学ぶメリットは多く、旅行やビジネスで大いに役立ちます。
そしてスペイン語を学ぶことで、イタリア語やフランス語などの同系統の言語の習得が簡単になり、人生の選択肢がより多くなりますね。
スペイン語の効果的な勉強法
それでは、以上の特徴を踏まえて、初心者からの効果的な勉強法を探っていきます。
1. 継続的に学習する環境を作る
毎日少しずつ学習する習慣をつけることが何よりも大切です。
それには、便利で効果的な、最新の学習ツールの語学学習アプリを使ったり、オンラインコースで実際にネイティブスピーカーとの会話練習を積み重ねる方法が最適です。
現在、Duolingoのスペイン語コースは、英語でしか勉強することができませんが、Lingアプリなら、日本語で楽しく便利に、ネイティブスピーカーの音声で勉強できます。
こちらのブログ記事から詳しくどうぞ!
2.発音を徹底的に練習する
スペイン語は発音が明確な言語なので、早めに発音ルールを習得するとスムーズに学習が進みます。
方法:
- Lingアプリの音声認識機能で、発音を比較、そのフィードバック結果を反復練習する
- スペイン語のポッドキャストや動画を活用する
- 音読やシャドーイングを取り入れる
- スペイン語の大好きな曲や映画でネイティブの発音になれる
3. 基本動詞を集中して覚える
よく使う基本的な動詞(ser, estar, tener, hacerなど)を覚えることで、多くの文章に応用できるようになります。
ここでも、Lingアプリを代表するアプリや、フラッシュカードを利用しましょう。
4. 名詞の性別と単語をペアで覚える
名詞と形容詞が一致することを意識して、学習しましょう。
例: la mesa roja(赤い机)
5. 日常会話のフレーズを覚える
文法だけでなく、実際に使えるフレーズを、好きな曲や映画を利用して積極的に学びましょう。
スペイン語習得に関してよくある質問
スペイン語習得は難しい?
スペイン語の母音が日本語の母音に似ている点や、綴りと発音がほぼ一致している点は、日本人にとって大きな助けとなります。
難しいポイントとしては、動詞の膨大な活用形、文法構造の違い(主語と動詞の一致が厳格)、巻き舌の発音、名詞と形容詞の性一致、そしてスペインと中南米のバリエーションが挙げられます。
スペイン語とフランス語は似ている?
スペイン語とフランス語は、どちらもロマンス諸語に属し、ラテン語をルーツに持つため、多くの共通点があります。ただし、それぞれの発音、文法、語彙には大きな違いもあり、特にフランス語の発音は、鼻母音やリエゾン(単語間の音の連結)が特徴で、発音の難易度はスペイン語より高いです。
英語とスペイン語の違いは?
英語とスペイン語は、どちらもインド・ヨーロッパ語族に属しますが、異なる系統(英語はゲルマン語派、スペイン語はロマンス語派)のため、文法、発音、語彙に多くの違いがあります。
日本人にとっては、スペイン語の発音の方が学びやすいと言えます。
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初心者からでも毎日の短時間のレッスンで、発音から文字、そして文法までゲーム感覚で勉強でき、日本人には難しいポイントも、レッスンを続けることで慣れることができます。
Lingアプリがお得なのは、その多言語コースにもあります。例えばスペイン語をサブスクすると、世界中の60以上の言語コースにアクセス可能! イタリア語でも、ドイツ語でも、中国語でも、同時に見ることができるんです。
Lingアプリの詳しい機能については、別の記事にまとめてあるので、是非参考にしてみてください。
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