日本人は、英語学習は中学高校と必修なのに、なぜ英語でコミュ二ケーションをとるのが苦手で、そしてまたビジネス関連の英語が弱いのでしょうか?
日本人がビジネス英語に弱い理由として:①英語で話したり聞く機会がない、つまり、実践的に英語に触れていない ②話すとき、頭で正しく言おうと考えてしまう ③リスニングはある程度できても、正しい発音ができない ④英語を日本語に変換して会話している
この記事を読んでいるあなたも、このどれかに当てはまるのではないでしょうか。
ビジネスで使える英語に長けるとはどういうことで、基礎力を上達させるにはどう勉強したらいいのか、独学でどこまで勉強できるのかなどを考慮し、ビジネスで使える英語を最短で効果的に勉強する方法を提案していきます。
日本人がビジネス英語に弱いのはなぜ?
そもそも、なぜ他のアジア人よりも日本人は英語のコミュニケーション力が弱いのでしょうか?
日本語の構造や発音が英語のそれとは全く異なるという要因以外に、相手と意思疎通するツールとしての英語を、そのツールの細かい使用法は間違えてもいいから、とにかく自信を持って使う、という態度が日本人には弱い気がします。中国人やタイ人が商談で英語を話しているのを聞くと、納得する部分が多いのです。
アメリカ人もそうですが、特に中国人は、はっきりと大きく発声し、相手にもそれを求めます。なので、背筋を伸ばし、相手の目をしっかりと見ながら意識して大きめに発声すると好感が持たれます。ペラペラと話そうとせず、一つ一つの単語をしっかり発声するという意識が違いを生みます。
仕事で結果を出す英語とは
相手の英語を正確に理解し、こちらの意思を正確に確実に伝え、世界共通のマナーで応対する、というビジネスで使える英語のコミュニケーションの真髄をモノにするには、中学生程度の基礎単語量でも仕事の実践で使える能力を養うことです。
そして、英語で話す相手は誰なのか、どこの国なのか、どういうレベルの会話になるのか、などでも英会話のニュアンスや内容は違ってきます。
例えば、相手は:
- ニューヨークやシアトルのハイクラスのアメリカ人で、丁寧な対応が必要 → 正確な発音は必須
- バンコクの現地会社のタイ人社長または部長で、丁寧過ぎず話し易さが求められる → 発音より誠意ある態度
- 台湾や中国から、または中華系シンガポール人、中華系マレーシア人(ほとんど同じ)で、どれだけ話になる相手かを見極めようとする → 発音は問題にしない、ユーモアがわかるか、個人で決断できるか
- 香港人で、迅速な対応や誠意ある話し方を見ている → 発音は正確に越したことはないが、迅速さと誠意が大事
など、私個人のアメリカ、タイ、シンガポール、マレーシア、中国、台湾、そして香港でのビジネス体験と、アッパーレベルの知り合いとの交流を通して得た感覚です。もちろん個人的な感覚なので、一般論ではありませんが、相手によって英語の会話内容や話し方そのものまで異なることを発見し、それが真っ直ぐにビジネスの結果に繋がることに驚いたものです。
コミュ力の高い態度とは?
相手に伝えないと仕事にならないし、適切な態度はビジネスの基本だから、そんなことはわかっていると思うでしょうけれど「態度」は英語の会話でも特に重要です。
相手の目をしっかりと捉え、メモや頭で作文したものを読むのではなく、理解してもらおうとする自分の在り方を意識しましょう。交渉の場合などは、相手はあなたの英語力よりも、あなたの提案している内容に興味があるので、正確かつ効果的にその内容を英語で説明できればいいのです。基礎英語力が大事だという所以です。
また余談ですが、中華系の人たちとのビジネスには、共通する趣味や興味あるトピックでの会話が重要なので、できたら調べて話題を用意しましょう。
一番大事なのは、英語脳を作ること!
意識して英語脳を作っていくのが、英語上達への近道です。
私事ですが、アメリカの大学に行くまでは、英語がまるで歌のように聞こえたものでした。なので、イヤホーンをつけて一日中ニュースやYoutubeで大学の授業などを英語で聴きっぱなしに。分からなくてもとにかく耳に英語を入れたかったのですが、3ヶ月経ったある日、突然、歌だった英語が一つ一つの単語でクリアに区切れて聞こえるようになったんです!これが「耳が慣れる」ということなのかと納得した瞬間でした。
こうした継続と反復で耳を慣らして英語が単語で聞こえるようになると、ここがポイントで、同時に発音も上達し始めます。映画の英語がわかるようになるとシメたものです。無料で見られるYoutubeも駆使して、映画やドラマで会話を聞くのが楽しくなっていきます。日本語経由ではない、英語脳になっているわけです。
初心者から上級英語までのレベル別対策
- 初心者レベル:英語初心者でも大丈夫!
中学英語までの単語と文法の基礎をしっかりと作ることが大事です。低コストの学習アプリなどを使って毎日ミニレッスン、単語練習、文法の復習などをすること。単語を覚えたら、その単語を使って文章を作ることで、単語を徹底的に頭に叩き込みます。ここまでは独学でも習得可能です。
効率的な単語暗記の仕方:フラッシュカードを作って、毎日5〜10単語を暇な時間を使って暗記。夜寝る前に、その単語をきちんと覚えたかテスト。これを毎日!
- 中級レベル:ここからが大事!
基礎ができたら、次はリスニングと発音です。ネイティブの音声でリスニングを強化し、英語に耳を慣れさせるのが大事です。また、発音練習チェック機能がある学習アプリなどで、一つ一つの単語や文章の発音の仕方を覚えること。オンラインツールを使って、外国人の友人を作ることもお勧めします。
- 上級レベル:ビジネス関連の英語の実践力をつける!
最後に、ビジネス関係の英語の会話に慣れることです。上級レベルにもなると、やっぱり英会話レッスンが不可欠になってきます。もしくは、英語で会話せざるを得ない環境に身を置くなど、できるだけ毎日英語で会話するのが一番上達の鍵になります。恥ずかしがらず、自信を持って、バンバン英語でコミュニケーションをとりましょう!
初心者レベルからおすすめの学習方法としては、オンライン学習ツールが非常に効率的・コスパも良いですが、CNN、Newsweekなどで海外事情のニュースを英語で得たり、海外映画やドラマを字幕に頼ることなく見たり、Youtubeでもなるべく英語関連の動画を見たり、意識して英語の世界に浸ることが最も効果的です。
実践的なビジネス英会話レッスンおすすめの学校
バークレーハウス語学センター
英語力証明の基準テストとして世界で認められている、IELTS(アイエルツ)公式テストセンターでもあるバークレーハウスは、IELTS、TOEFLの試験対策でも有名。40言語の学習コースや留学サポートを提供していて、世界に通用するグローバル人材を長年にわたって育成しているスクールです。
バークレーハウスの信頼性は、官公庁や有名企業、大学で語学研修を行ってきているという経験値からですが、初心者から資格を狙う上級者まで、独自のメソッドで会話力を養っています。
厳しい採用過程を経て採用された講師陣もハイレベル。安心して受講できます。
バークレープロフェッショナルズ
バークレーハウスの関連会社として、主に社会人・企業向けのビジネス英語研修プログラムを提供しています。
プレゼンテーションやネゴシエーションなどのビジネススキルはもちろん、異文化理解やグローバルマインドに関するプログラムもあり、国際的なビジネスのシーンで活躍するための素養を身につけられます。
独学で英語を上達させる方法とは
さて、どうしても独学で習得したいという場合、学習ツールが問題であり決め手です。社会人でなかなか時間が取れない、仕事の都合でスクールに通えない場合、英語教材と無料のオンラインサイトなどでの学習が可能ですが、やはり英語学習アプリが効率的です。アプリと並行して、以下の練習法があります。
シャドーイングとリスニングの練習法
シャドーイング(shadowing)という方法が注目されていますが、英語の文章などを聴きながらその発音を真似する訓練で、リスニング力が上達します。高い集中力が求められる練習方法で、リーディング力がつく音読とは異なります。英語の音にひたすら慣れる、ことがポイントです。
定期的なアウトプットの重要性
やはりビジネスで通用する英語力を養うには、実際の応用会話やビジネスで使う単語の応用が必要です。その機会を設けるには、外国語学習Lingアプリのチャットボットを利用したり、上記のスクールでネイティブとの会話レッスンを続けることなどが、正確に実践英語力をアップさせてくれます。
学習アプリLingの効果的な活用方法
さて、Lingアプリの登場です。初心者には特におすすめ!
既に500万ダウンロードという高評価を受けているLingアプリ。初心者レッスンを無料で体験することができます。スマホやタブレットでも、いつでもどこでも自由にオンラインレッスンができるのが何よりのアプリの魅力です。そして、コストが低い!
基礎単語の発音を、簡単な操作でひたすら何度も何度も聞くことができ、さらに自分の発音をAIがネイティブの音と比較チェックするので、自信がつくまで練習が可能。チャットボットで応用の会話練習が音声チェック付きでできるので、ネイティブスピーカー相手に話す自信もついていきます。
Lingアプリの詳しい機能については、別の記事でまとめてあります。
この機会に、今すぐPlay StoreまたはApp Storeでアプリを無料ダウンロード!