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台湾の言語は4つある!?台湾の言語事情をわかりやすく解説

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kiyomi

著者 kiyomi
最終更新 April 9, 2026
公開日 February 15, 2026

目次

台湾では、台湾華語(台湾の中国語)、台湾語(台語)、客家語(Hakka)、そしていわゆる原住民の言語と、主に4種類が台湾の言語として使われています。

この国は、中国や日本との大きな歴史の流れのなかで、中国語系、南島語系、台湾独自に発展した地域言語が入り交じる言語の宝庫。また、英語も都市ではある程度通じ、年老いた人たちの中には日本統治時代に覚えた日本語を理解できる人もいます。

この記事では、この日本との関係が深い国の言語事情を、日常の基本フレーズの違いも加えて解説します。ビジネス・観光旅行や、留学など短期滞在するための準備として活用してみてください。

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台湾で話されている主要な言語

台湾の言語カフェ

台湾では次の4種類の言語が広く使われています。

  1. 台湾華語(台湾の中国語)
  2. 台湾語(台語)
  3. 客家語(Hakka)
  4. 先住民族語(台湾原住民の言語)

それぞれの使われ方や響きがまったく異なります。それでは、各言語の違いを見ていきましょう。

台湾華語とは?(台湾の共通語)

台湾華語(Táiwān Huáyǔ)は、台湾版の中国語で、台湾の公用語です。
学校・会社・テレビ・映画・公的文書など、台湾の生活の中心となる言語ですが、台湾では北京語ももちろん100%通じます。

そして、台湾華語も台湾語(台語)も、基本的には「繁体字」を使います。

特徴としては:

北京語との違いは、発音のニュアンス(台湾華語のほうが柔らかい)
語彙に台湾独自の表現が多い
観光地・ホテル・タクシーではすべて台湾華語が通じる
旅行者が現地で最も使う言語

台湾語(台語)とは?

台湾語は、台湾南部を中心に使われているローカル言語/方言で、台湾華語とは全く別の言語です。外国人が台語を話すと、とても喜ばれ、距離が一気に縮まります。

台語の特徴:

音の数(声調)が多く、発音がリズミカル
家庭・市場・南部の街中などでよく使われる
高齢者は台語のほうが話しやすい
音の響きは福建語(閩南語)に近い

台湾華語と台語の違い:

日本語台湾華語台湾語音声
ありがとう謝謝
シエシエ
多謝
トーシャ
謝謝 
おいしい!好吃!
ハオツー!
好食!
ホーツィア
好吃! 
さようなら再見
ザイジエン
再會
ツァイフェ
再見 
大丈夫ですか?你還好嗎?
ニー ハイ ハオ マ?
汝無礙否?
リー ボーガイブ?
你還好嗎? 
こんにちは你好
ニーハオ
你好
リーホー
你好 
日本人日本人
リーベンレン
日本人
ジップンラン
日本人 
すみません不好意思
ブーハオ イースー)
歹勢
パイセー
不好意思 
借問一下
チオブン・ツィッエ

このように、台湾華語と、台湾語とでは発音も言葉も違ったりします。

客家語(Hakka)とは?

台湾の約15%が話すと言われる、客家(ハッカ)民族の言語です。

客家語の特徴:

台語より発音が硬く、独特のリズム
桃園・新竹・苗栗など中部でよく使われる
単語が中国語・台語とも大きく異なる
日本語客家語
ありがとう多謝佮
トーシャガッ
こんにちは食飽無?(挨拶)
シャッバオム?

台湾原住民の言語とは?

台湾にはなんと16の原住民族がいて、それぞれ独自の言語を持っています。

特徴:

南島語のルーツに近い
音楽(阿美族の歌など)で世界的に知られる
観光地では民族語の標識も増えている

台湾では繁体字を使う

台湾華語も台湾語(台語)も、基本的には「繁体字」を使い、台湾では教育・ビジネス・新聞・テレビ・SNS、すべて繁体字が使用されています。

表記例:學(= 学)、國(= 国)、說(= 说)、愛(= 爱)

簡体字は中国本土の文字体系で、台湾では使われません。

言語表記文字
台湾華語繁体字台湾の正式な公用語
台湾語(台語)繁体字(+ローマ字)書き言葉は統一されていない
簡体字は?台湾では使わない中国本土の体系

ちなみに簡体字は、中国本土・シンガポール・マレーシアで使われる簡略化された漢字で、1950年代以降、中国政府が識字率向上のために漢字を大幅に簡略化したことが始まりです。

台湾華語と台湾語の違い

両言語の違いを少し深掘りしてみます。

声調の違い

台湾華語は4声+軽声(軽い発音)=計5種類 の声調があり、北京語の声調とほぼ同じですが、語尾が柔らかく上がりにくいのが特徴。

台湾語は7〜8つの声調を持ち、中国語よりも圧倒的に多く、とてもリズミカルで歌のような響きになります。

日本人にとって声調の習得は難しいので、ビジネスでも留学目的でも、声調の少ない北京語、台湾華語から学ぶ方が簡単とは言いませんが、より学びやすいでしょう。

文体の違い

台湾華語=標準語・教科書的

  • 文法が安定している
  • 書き言葉が確立
  • 教育・ニュース・公式の場で使用
  • フォーマル/インフォーマルが明確に区別される

台湾語(台語)=会話中心・感情豊か

  • 文法が地域差や世代差で変化
  • 書き言葉がほぼ存在せず、音声文化
  • 家族・市場・南部でよく使われる
  • 感情を強く込めやすい(怒り・喜び・驚き)

例:
「本当に美味しい!」

  • 台湾華語:真的很好吃!(本当に美味しい)
  • 台湾語:真好食!(「うまっ!」のような感情の強さ)
比較項目台湾華語台湾語(台語)
声調4声+軽声7〜8声(複雑)
発音の特徴柔らかく聞きやすい歌のようにリズミカル
文体書き言葉中心/体系的話し言葉中心/感情豊か
使用範囲公用語・教育・観光・ビジネス家庭・南部・ローカル文化
学びやすさ比較的簡単難易度高い

台湾の言語事情に関した質問と答えQ&A

台湾の言語でよくある質問

台湾では何語が主に使われていますか?

台湾では公用語の「台湾華語(台湾の中国語)」が社会全体で使用されていて、学校・ビジネス・メディア・観光地でも最も一般的です。

家庭や地域では「台湾語(台語)」も根強く使われ、特に南部や高齢層で話者が多いのが特徴。さらに客家語や原住民語など、多様な言語が共存していますし、英語も都市では通じます。

台湾華語と台湾語の違いは何ですか?

台湾華語は中国語の一種で、北京語に近い文法と四声を持つ公的な言語。

一方、台湾語(台語)は全く別言語で、7〜8つの声調を持ち、語彙も文法も大きく異なります。同じ漢字でも発音・意味が違うことが多く、表記には繁体字やローマ字が併用されます。

台湾では簡体字と繁体字のどちらが使われていますか?

台湾では教育・ビジネス・公文書・看板すべてに「繁体字」が使われています。

台湾華語も台湾語も表記する際は繁体字が基本で、簡体字は一般的に使用されません。

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